10月8日、鳥取県米子市の小学校で、給食に金属製のネジ1個が混入していたと報じられました。口に入れた児童はおらず、けがや健康被害は確認されていないとのことです。異物混入というと調理器具や原材料に目が向きがちですが、調理場の壁や天井も、毎日の清掃と点検の対象です。今回は、給食施設・厨房の衛生基準から、内装に求められることを整理します。
基準が求める、壁と天井の清掃頻度
厚生労働省の「大量調理施設衛生管理マニュアル」では、施設の清掃について、壁の高さごとに頻度が決められています。文部科学省の「学校給食衛生管理基準」でも、天井や床の管理が定められています。
- 床面(排水溝を含む)、内壁のうち床面から1mまでの部分、手指の触れる場所:1日に1回以上清掃
- 天井、内壁のうち床面から1m以上の部分:1月に1回以上清掃(大量調理施設衛生管理マニュアル)
- 天井の水滴を防ぎ、かびの発生の防止に努める/床は破損箇所がないよう管理する(学校給食衛生管理基準)
壁の下部は、毎日の清掃が前提です。洗浄や拭き取りを繰り返しても傷みにくく、表面がはがれたり欠けたりしにくい素材を選ぶことが、清掃の手間と異物のリスクの両方を減らすことにつながります。
「清掃しやすい」と「欠けにくい」を両立する内装
調理場の内装では、次の点を確認しておくと、日々の管理が楽になります。
- 表面が平滑で、汚れを拭き取りやすいか
- 継ぎ目に汚れや水が入り込みにくい納まりになっているか
- 洗浄や衝撃で、表面がはがれたり欠けたりしにくいか
- 傷んだ箇所を、稼働への影響を抑えて補修・改修できるか
パネラマが給食施設・厨房の壁に向く理由
パネラマは、ステンレスなどの金属表面材を使った内装パネルです。表面が平滑で、毎日の拭き取りや洗剤での清掃がしやすく、目地は表面材と同じ素材のカバーで覆う構造のため、汚れや水が入りにくくなっています。規格化したパネルを下地に貼るだけで施工できるので、長期休暇などの限られた期間での改修も計画しやすい点も特長です。
給食センターや厨房の改修で、壁の傷みや清掃のしにくさにお困りの際は、現状の写真や図面をもとにご相談いただけます。
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※本記事は、NHKニュース「鳥取 米子市の小学校給食にネジ1個混入 けがや健康被害なし」(2026年10月8日)、厚生労働省「大量調理施設衛生管理マニュアル」(最終改正:平成29年6月16日付け生食発0616第1号)、文部科学省「学校給食衛生管理基準」をもとに、2026年10月15日時点の情報で構成しています。
