食品工場や厨房の改修で、HACCPへの対応を目的に内装を見直す相談が増えています。今回は、改修の資金面で使える補助金の動きと、HACCPの考え方から見た壁材の選び方を整理します。

「HACCP補助金」という制度はなく、通常の設備投資向け補助金を使う

HACCPは2021年6月から原則すべての食品等事業者に義務づけられていますが、HACCP対応に限った専用の補助金はありません。使えるのは、設備投資全般を対象にした補助金です。

  • 新事業進出・ものづくり・商業・サービス補助金(第1回):補助率は中小企業1/2(特例2/3)、小規模2/3。申請締切は2026年10月30日18時
  • 床・排水溝などの施設改修は、制度ごとに対象になるかどうかの扱いが異なる

制度の内容は変わることがあるので、申請の際は各制度の公募要領で最新の条件を確認してください。

HACCPの設計指針で、壁に求められること

HACCP対応の工場建設では、ゾーニング(清浄区域と汚染区域の区分)に加えて、建材の清掃性・耐久性・防水性が重視されます。壁と天井については「平滑で継ぎ目が少なく、清掃しやすいこと」が基本です。設計段階で清掃の時間と頻度を前提に内装仕様を決めておくと、稼働後の衛生コストを抑えられるとも言われています。

  • 平滑で、汚れが付きにくく落としやすい表面
  • 継ぎ目が少なく、継ぎ目があっても汚れや水が入りにくい納まり
  • 洗浄・消毒に耐える素材

パネラマの壁が、この条件に合う理由

パネラマは、ステンレスなどの金属表面材を使った内装パネルです。表面が平滑で、洗剤での清掃や拭き取りがしやすく、目地は表面材と同じ素材のカバーで覆う構造のため、汚れや菌が入りにくくなっています。規格化したパネルを下地に貼るだけで施工できるので、稼働中の工場でも、工期を短く抑えた改修がしやすい点も特長です。

補助金を使った改修を検討される際は、申請スケジュールに合わせた納期や、HACCPに沿った仕様のご相談もお受けしています。お気軽にお問い合わせください。

ご不明な点は、AI相談またはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

※本記事は、2026年8月〜10月時点の公開情報をもとに構成しています。補助金の条件は必ず公募要領でご確認ください。