「調理のライブ感を演出したい」「厨房の透明性を高めたい」
そんな想いから、飲食店や商業施設で オープンキッチンの採用 が年々増加しています。

厨房が“見せる空間”となった今、内装材にはこれまで以上に高い意匠性と衛生性が求められるようになりました。
今回は、そうしたニーズに対応する 「パネラマ」シリーズ の特長を中心に、オープンキッチン設計における最適解をご紹介します。

オープンキッチンが増える背景

従来、厨房は店舗の裏側に隠された空間でした。しかし近年では、

  • 調理の臨場感が顧客体験に直結する
  • 衛生管理への信頼性を高める
  • シェフのブランディングにもつながる

などの理由から、「見せる厨房」=オープンキッチンが飲食空間の設計トレンドになっています。

“見せる厨房”に必要な内装材の条件とは

オープンキッチンでは、「お客様に見られる」前提で厨房を設計する必要があります。その際に内装材として求められるのは次のような性能です:

必須要素 解説
美観 ステンレスなど高級感ある素材。清掃性と意匠性の両立
衛生性 食品衛生法・HACCPを見据えた非吸水性・耐薬品性
清掃性 毎日の拭き取り掃除に耐える凹凸の少ない構造
耐久性 高温多湿な厨房環境でも長く使えること

パネラマが選ばれる理由

パネラマは、壁や天井に使える意匠性・衛生性・耐久性を兼ね備えた金属パネルシリーズ。特にオープンキッチンにおいては次の点が評価されています:

高級感と機能性の両立

ヘアライン仕上げや鏡面仕上げに対応し、厨房に“光と質感”を与えるパネルデザイン。油や水をはじきやすく、見た目の清潔感も維持しやすい設計です。

スピーディな施工性

ユニット化されたパネル構造により、リニューアルや夜間工事にも対応。短期間で仕上がるため、店舗のダウンタイムを最小限に抑えられます。

抗菌・防カビ仕様も

特定ラインでは抗菌性能や光触媒機能も搭載。お客様に“見せる安心”を提供できます。

採用事例紹介

静岡県の人気レストランでは、改装時にパネラマを厨房壁面に導入。

照明がパネルに反射し、空間全体が明るく清潔に見えるようになったことで「お客様からの印象が格段に良くなった」と高評価をいただいています。

まとめ:内装材から考える“ブランディング”

オープンキッチンは、単なる厨房の一部ではなく、空間全体のブランディング要素です。
その印象は、壁材・天井材の質感ひとつで大きく変わります。

機能性と意匠性を兼ね備えたパネラマシリーズは、見せる厨房を美しく、強く、清潔に演出するパートナー。
次回の厨房設計・リニューアル時には、ぜひご検討ください。