金属建材に関わる業界ニュースを、パネラマの視点で読み解く「パネラマ通信」。今回はステンレス薄板の市況についてです。
日刊産業新聞(2026年9月9日付)によると、ニッケル系ステンレス冷延薄板の関東市況が上伸し、トン61万円の水準が浸透してきたと報じられています。
背景には、今年6月に政府が中国・台湾産のニッケル系ステンレス冷延鋼板に対する不当廉売(アンチダンピング)調査で「クロ」の仮決定を出したことがあります。安価な輸入材の流入が抑えられる見通しとなり、国内流通価格を下支えする要因になっています。
パネラマにとって何を意味するか
パネラマSUSをはじめ、当社の内装ステンレスパネルの主材料はこのニッケル系ステンレス(SUS304など)の冷延薄板です。原材料価格の上昇は、当然ながら製品コストにも影響します。
ただ、パネラマは「裏打ち材と一体化した規格パネル」という製品構造上、現場で板を切り貼りする従来工法に比べてステンレスの歩留まりが良く、材料ロスを抑えやすい特徴があります。材料費が上がる局面ほど、この差は効いてきます。
また、価格が動く時期はお客様からも「今の見積は有効期限内か」「先行発注すべきか」というご相談が増えます。計画中の案件があれば、お早めにご相談ください。
出典
・日刊産業新聞「Ni系ステンレス冷薄市況 関東で上伸、61万円浸透」(2026年9月9日) https://www.japanmetal.com/
・日刊産業新聞「政府 中・台Ni系ステンレス冷延輸入 不当廉売クロ仮決定」(2026年6月) https://www.japanmetal.com/news-t20260622149552.html
※市況の数値は上記報道の見出しに基づくものです。詳細は各出典をご参照ください。
